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摘水軒記念文化振興財団助成事業
planetarium
林勇気 + moskitoo(12k)
街が明るくなり、いつの間にか星と対話しなくなった私たち。古来より人々は星に名前をつけたり、神話に登場する神や想像上の動物を星座にあてはめたりしてさまざまな物語を紡いできたのに...。
公立としては全国で2番目に小さな(首都圏ではおそらく一番小さい)柏プラネタリウムを舞台にして、映像作家・林勇気氏が、柏の街で撮影した膨大な量のデジタル写真のイメージの断片と柏プラネタリウムの星を繋ぎ、国内外で活躍するサウンドアーティストmoskitoo(12k)氏がサウンドを創ります。煌々と明るい街の灯にかき消されそうな現代の夜空と、太古の人々が漆黒の闇の中で見上げたこぼれるほどに豊かな星空と...。神話が生まれる前からの星と物語の関係性、そして現代の 夜空のあり方を想わせる映像をご覧ください。
日時
11月17日(土) 14:30、16:00
11月18日(日) 11:30、14:30、16:00
各回10分
会場
柏プラネタリウム
入場無料
定員
各回35名
※要事前申込み
申込み
特設メールフォームから申込み
締切
定員になり次第、締切り
※事前申し込みが定員に満たない場合は、当日10:00から柏プラネタリウムにて当日券を配布します。
協力
柏プラネタリウム研究会
問合せ
アートラインかしわ 問い合わせフォーム
マップ
プロフィール
林勇気
映像作家
1976年京都生まれ。2011年個展「林勇気 あること BEING/SOMETHING」(兵庫県立美術館)。受賞歴に2006年「トロント・リール・アジアン国際映画祭」Wallace Most Innovative Film or Video Production Award 、「AMUSE ART JAM」 準グランプリなど。自身で撮影した膨大な量の写真を、コンピュータに取り込み、切り抜き重ね合わせることでアニメーションを作る。 その制作のプロセスと映像イメージは、インターネットやテレビゲームを介しておこなわれる現代的なコミュニケーションのあり方を想起させる。